1923年に建てられたと言うから、95年も建ってる!
普通は道路の拡張などで建て替えられるものなのに、100年も街区が変わっていないことは驚きである。函館港は1859年(安政6年)に横浜港・長崎港とともに日本国内で最初の貿易港(交易港)として開港したというから、外人居留地等が近いこの地区も最初から区画整理されたのだろう。
近くで見ても、表面はキレイで大きな亀裂もなくとても良好な状態のコンクリート構造物だと分かる。
現代の電柱といえば円筒形であるが、これは角筒形になっている。たぶんこの場所で基礎から鉄筋を組み、型わくを組み立て、コンクリートを打設したRC構造と分かる。先人達の技術力は素晴らしい。