初盆参りの道すがら、珍しい石橋に出会いました。
2本の石桁を合掌式で組んでアーチ橋を形成している。
驚くことに上路式でコンクリートで舗装され、2t車くらいは通行できる幅がある現役の橋である。
よく見ると合掌造りは道幅の半分くらい、もう半分(上流側)は石桁を渡してある。
合掌造りの石桁の支点部が、縦方向と横方向の両方向に力が逃げるような形状に加工されている。
建設された年代は古いらしいが、確かな設計理念を持って建設されたと想像され先人の知恵を垣間見ることができる石橋である。
「馬場の石橋」と言うらしい。県が看板を立てているから結構有名なのかな。
5号橋は身近なアーチ橋の代表、基礎部分の形状は馬場の石橋と良く似ていると思う。