月別アーカイブ: 2024年3月

50・51・52回目の輸血と脾梗塞の経過は?

本日は骨髄異形成症候群(MDS)の定期通院日にあたりますが、ただいま入院中での血液検査結果は・・・

●ヘモグロビンHb→ 7.1 g/dl(>8.0)❌

●血小板PLT→ 6.0 10^4/dl(≧10)❌

●好中球数→ 18.1 10^3μl(≧0.8)⭕️

ヘモグロビンHbの数値は7.1と、先週21日に#50、22日に#51の輸血をぶっ込んでもらって回復しましたが、本日も52回目の輸血となりました。

血小板PLTは目標値を下回り6.8→5.4→6.0と緩やかに下降中、ボーダーラインまで土俵際か。

肝機能障害の程度を示すr-GTPが225→191→92と急激に改善。他の数値は上昇しているのもあり、しばらく様子見です。

「脾梗塞」は保存的療法という経過観察が功を奏したのか、入院中は極端な疝痛などは無く落ち着いた状態です。

併せてCRP 0.76→10.45→1.15と改善し抗生剤点滴の効果はあったようです。引き続き29日金曜日まで治療継続のようです。

身体は病気だが、心は健康で人生を楽しみたい 

現役の頃から健康診断や人間ドッグは毎年欠かさず受けていた。身内が脳の病気になってからは5年おきに脳ドッグも受けてた。酒は好きだから人に負けないくらい呑んだけど、タバコは吸わない、生活はほぼ規則正しく、ウォーキングもやっていた。高尿酸血症や糖尿病と診断されていたが通院と薬でコントロール出来ていた。ところがノーマークの貧血が命を左右する病気になるとは思いもしなかった。

  どう転んでもがんになった運命を変えることはできないし、人生で最悪なことに変わりはない。やっぱり健康は「大きな財産」だ。治療費支出も大へんだけど、日々の生活にあらゆる生産性が無くなってしまう。「やりたいこと」をしようにも制約がかかり諦めざるを得ない。健康でなければお金も時間も有意義に使うことができないことの損失があらためて大きいと気づかされる。

  けれど健康で長生きをしたとしても、最後まで健康とはいかないはず、認知症になっても、寝たきりになっても大変。もちろん死ぬのは怖いが、この年齢より長生きする方がさらに深く悩むこともあるだろう。解決できることなら、いくら悩んでもよいと思うけど、解決できそうもないことなら悩まない方がずっと楽かもしれない。表現が正しいか判らないが長生きするだけが良いことばかりではないい。

  幸運なことに私には年単位で時間が残されている。この間に健康ではないにしても何かしらできることは幸せなことだ。好きなことをしたり、お世話になった人に会ったり、子どもに思いを伝えたり、やるべき終活も計画的にやることができる。かと言って「やりたいことリスト」など作って、あれこれ時間とお金をかければ人生楽しいというわけじゃない。無理しなくとも普段の生活の周りに面白いことはいくらでもあるはずと思いたい。本当の幸せは自身の感性が感じるものなので、自分にしか出会えない。いかに楽しく工夫するか。いかに楽しさを引き出すか。出来ることを達成し満足すれば良いと思う。できる限りポジティブに楽しいことだけを考えて笑って自分の命を全うしたい。残された時間を無駄にしないために「身体は病気だが、心は健康で人生を楽しむ」が目標です。

49回目の輸血と! 脾梗塞とは? 

本日は骨髄異形成症候群(MDS)の定期通院日、血液検査結果は・・・

●ヘモグロビンHb→ 5.4 g/dl(>8.0)❌

●血小板PLT→ 5.4 10^4/dl(≧10)❌

●好中球数→ 22.0 10^3μl(≧0.8)⭕️

ヘモグロビンHbの数値は5.4と、49回目の輸血を実施。

血小板PLTは目標値を下回り6.3→6.8→5.4と緩やかに下降中、ボーダーラインまで土俵際か。

肝機能障害の程度を示すr-GTPが231→225→191と依然として高いレベル。

🏥

16日に左脇腹に激痛💢が~  以前から単発的に症状があり1時間ほど横になっていれば回復していたのだが、この日からは痛みが継続しほぼベッド周りでの生活となってしまいました。

19日の通院日にドクターに説明し、造影CT検査を行い出た結果は「脾梗塞」、脾梗塞とは脾臓への血流が途絶えて、脾臓の全体もしくは一部が壊死に陥ってしまうこと。壊死と言われればあの激痛も納得です。治療は保存的療法という経過観察を行なう。

併せてCRP 1.76→0.76→10.45と急上昇したので抗生剤の点滴を暫くという事で3月中の入院予定となりました。

🏥

私の体や内臓には悪性腫瘍に侵された部位はなく、ある意味では健康体だと思っています。しかし、骨髄に問題があり体中に酸素や栄養を運ぶ赤血球が足りない影響で多くの合併症や感染症のリスクが高まっている状況です。大元の骨髄の改善、完治が見込めないのでは、合併症をいちいち治療しても無駄なのは明らかです。これからどんな大波が来るのか!  分かりませんが、合併症に耐えるため病気に負けない強い心を持ち続けようと思います。

48回目の輸血! 予後レベルに変更はあったのか! 

本日は骨髄異形成症候群(MDS)の定期通院日、血液検査結果は・・・

●ヘモグロビンHb→ 6.7 g/dl(>8.0)❌

●血小板PLT→ 6.8  10^4/dl(≧10)❌

●好中球数→ 14.3 10^3μl(≧0.8)⭕️

ヘモグロビンHbの数値は6.7と、48回目の輸血を実施。

血小板PLTは目標値を下回り7.0→6.3→6.8と横ばいだが、ボーダーラインまではもう少し余力は有りそう。

CRPは0.40→1.76→0.76と少し改善し抗生剤はなし。

肝機能障害の程度を示すr-GTPが182→231→225と依然として高いレベル。

●予後因子のスコアとグループはどうなっているか?

スコアは3、リスク群はLow、生存期間中央値は5年ですが、血小板が下降中なので生存期間中央値が3年と判断されるのもそう遠くないのかな。好中球数値から白血病への進行は無いようだ。

46、47回目の輸血、ヘモグロビンは改善! 

本日は骨髄異形成症候群(MDS)の定期通院日、血液検査結果は・・・

●ヘモグロビンHb→ 6.9 g/dl(>8.0)❌

●血小板PLT→ 6.3  10^4/dl(≧10)❌

●好中球数→ 10.0 10^3μl(≧0.8)⭕️

ヘモグロビンHbの数値は6.9と改善しましたが、47回目の輸血を実施。 今後も輸血頻度は週1回とするとのこと。

血小板PLTは目標値を下回り7.6→7.0→6.3と下降気味だが、ボーダーラインまではもう少し余力は有りそう。

CRPは0.21→0.31→0.40→1.76と少し上昇したが抗生剤はなし。

肝機能障害の程度を示すr-GTPが224→182→231と依然として高いレベル。