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日本一の家具の町を訪ねて #天草センダンプロジェクト

熊本県が進めているセンダンプロジェクトの一環で家具で有名な大川市の企業さんを見学することができました。

U産業さん、厳選した自然木素材を使って建具から内装材、造作家具を生産、工場内にはこんなセンダンの大木が積まれていました。自然木なので歩止りが大きいとのことでしたが、家具ならば直材2mで良いとのこと、昔は外材を扱っていたが手に入りにくくなったので日本材に転換、特に広葉樹に注目して取り組んでいる。

ueki

 

次に訪問したのはS工業さん、創業当時は食器棚を大量生産していたが、現在はインテリア家具全般を製造・販売してる。最近は自然木を使ったオーダー家具に取り組み、センス溢れる住空間を提供している。

こちらはセンダンの2枚板で天板が造られたアイランドキッチン、長さ5mはある大きなものです。価格は200万円くらいか! (゚д゚)

marusan

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木目が美しい、一点モノの家具として貴重です。  実はこれは2作目、1作目は既に納品されたとのこと

このキッチンの良さは誰もが認めるところですが実際に置くとなると・・・  わが家では無理ですね!(^-^;

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注目の早生広葉樹 #センダン #天草センダンプロジェクト

熊本県が取り組む天草センダンプロジェクトの説明会に参加

センダン未来研究会の福田さんの説明によると輸入されていたラワン材の減少に伴い、国産のセンダンの板材の需要が高まっている。成長も早く20年ほどで出荷でき高値で取引できるが植栽後2~3年は芽欠きをしなければ直材にはならないとのこと

県が土地を募集し、決定すれば植栽から5年くらいは研修や視察用地として利用して普及に繋げたい考え、そして大きくなったセンダンは土地所有者のものになる条件である。

amakusa sendan project

 

地元紙にも掲載され注目の木となっている。

林業にとって木の保育には50年以上かかり簡単には植えかえはできないものだが、20年と短期間?(それでも長いが)で出荷が可能、それも高値で売れるとあれば非常に有望な分野でなかろうか。

amakusa sendan project

 

大川家具工業会では地域材開発プロジェクト「SOUSEl」の中でセンダンを加工したフローリングを紹介してあります。

amakusa sendan project